< 後 姿 >
− written by KEI -


あいつは、妙に色っぽい仕草でバスタオルを広げて身体を包んだ。

ー別に男の後姿・・・だけだろー
俺はさっきまで皆と一緒に入っていた温泉の脱衣場で、ぼんやりと同僚の後ろ姿を見ていた。

サッサと身体を拭いて皆浴衣に着替えて宴会場の方に去って行く。
その場所に残ったのは、俺と俺の目の前で着替えてるこいつだけだ。身体全体がほんのりと赤く染まって、項の辺りから色気が漂うようだった。

さっき風呂の中で飲んだ冷酒の所為なのか、俺の頭の中に妙な考えが閃いた。
俺は脱衣場の籐の椅子をギシっといわせて立ち上った。

俯いて浴衣を肩にかけたソイツの肩に手を添えて、その項に口づけた。ビクっと震えたその身体はそのまま強張って、その後みるみる朱色になった。湯に温められた時よりもっと・・・朱色になった。

肩が震えている。俺の唇は項から肩を彷徨う。

俺は堪えきれずに強張ったままのその身体をこちらに向けさせた。切りそろえられた項の髪より長く、瞳を隠すような前髪。
泣きそうな瞳をいつも隠していたのはこの所為か。
自分の性(さが)を隠していたのか。

「どうして・・・」ソイツは言った。

「どうしてかな・・・」
俺は答えた。その問いかけの答えは俺にもわからない。

問いかけた唇に答えた俺の唇を重ねた。この先にその答えがあるような気がした。

「冗談なら、やめて下さい。」
唇を離した俺にソイツは言った。酒の所為・・・。そうかもしれない。けれど・・・違うかも・・・それはこれからわかるのだろう。

ただ、わかったことは・・・俺はこの時、恋に落ちた・・・ということだった。

NEXT:そして、それから…


きゃーーーーーーーーっ!!ど、どうしましょう
どうしましょう・・・どうしましょう・・・!!!

こ、こんな私の描いたこんなちゃちいイラストにお話を付けてくださいました
KEIさーんありがとうございます〜
いやーん私これの続き読みたーいKEIさん書いてくれますか?
それとも私が書いて良いですか〜〜〜!!

タイトルは私が勝手につけました、ま、まんまじゃねぇか!!(苦)

無断転載泣いて抵抗!! 2004/2/4