キャンディ
やっと想いが叶った後にも一緒に帰るのを少し渋る真人を強引に連れて駅までに行く途中、真人がコンビニに寄りたいって言うから寄ってやった。

店に入ると嬉々としてお菓子の棚を物色している真人を見ると何だか少し笑ってしまう。

「面白いもん見つけたぞ」
そう言って真人が手にしていたのはちょっと変わったキャンディだった。

赤ん坊がミルクを飲むような哺乳瓶の形をそれは、乳首のところがキャンディで出来ていて、先を舐めて穴を空け、容器の中のジュースを飲む仕組みになっているらしい

「お前変な物買うなよ…」
俺が少し呆れがちにそう呟くと
「俺の勝手だろう!」
真人はそう言ってぷくっと頬を膨らませる。

アァ・・こういうところが妙に憎めない…。
これが惚れた弱みと言う物か?なんてそんなことも思ってしまう俺もかなり来てるかも。

真人はキャンディのパッケージを開けると嬉しそうにそれを舐め始めた。

最初はその姿がなんだかほほえましくて、可愛い奴だと思いながら真人を見ていた俺は次第に目のやり場に困まる事になる。

キャンディをちろちろと嘗め回す紅い舌先や乳首型のそれに吸い付くその仕草が妙にエロちっくで鼻血物だったからだ。


俺はどういう顔をして良いか分からなくなって、火照ってくる顔を隠すように口元を手で覆ってしまった。

「どうしたの?」
それを見た真人が少し不思議そうに俺に問いかける。

・・・コイツ…絶対気付いてない…

まずっ!!正直な俺の息子が思い切り反応し始めた…。


真人後で覚えとけよ、この仮は家に着いたらしっかり返してやるからな!


2004/9/28 勇人

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友達以上恋人未満の少し後くらいの話と思っていただけると嬉しいかも…。

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